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第12話 世界を揺るがすAI、DeepSeek(ディープシーク)がヤバすぎる!

らららの冒険日記:第12話


タイ君:「ららら、またすごいAIが出てきたって聞いたんだけど?」
ららら:「そう!その名もDeepSeek(ディープシーク)。今、世界中が大騒ぎしてるよ。」
タイ君:「そんなにやばいの?」
ららら:「ヤバいなんてもんじゃない!これが出たせいで、NVIDIAの株価が一晩で17%も暴落して、なんと92兆円が吹き飛んだんだよ!」
タイ君:「ちょ、待って!92兆円!?日本の国家予算並みの額が一晩で消えたってこと?」
ららら:「そう。これまでAI業界をリードし続け、技術革新を牽引してきたNVIDIAの株価が急落したんだ。」

タイ君:「え、それだけDeepSeekがすごいってこと?」
ららら:「そういうこと。でも、ただすごいAIが出たから株価が下がったってわけじゃないんだ。」
タイ君:「どういうこと?」
ららら:「ポイントはね、DeepSeekが”超高性能”なのに、”めちゃくちゃ安く作られた”ってところなんだよ。」
タイ君:「え、どういうこと?AIって普通、すごい性能を出すには高性能GPUが何万台も必要なんでしょ?」
ららら:「そうそう。たとえばOpenAIはChatGPTの開発に1億ドル以上かけてて、最新の高性能GPU(H100)を何万台も使ってる。でもDeepSeekは、それが手に入らないはずの中国で、たったの500万ドルで開発されたんだよ。」
タイ君:「ええっ!?なんでそんな安く作れたの?」

ららら:「そこが一番ヤバいところなんだよ。中国は高性能なNVIDIAのGPUが輸出禁止されてるから、普通ならChatGPTみたいなAIを作るのは難しいはずだったんだ。でも、DeepSeekはその制約の中で、”効率のいい計算方法”を編み出したんだ。」

タイ君:「効率のいい計算方法?」
ららら:「例えば、AIの学習って普通は全部のデータを一気に処理するから、超大量のGPUパワーが必要なんだけど、DeepSeekは”必要な瞬間だけ全力を出す”とか、”専門家AIを切り替えて使う”みたいな工夫をして、圧倒的に少ない計算資源で学習させたらしいんだ。」

タイ君:「つまり、今までのAIは”めっちゃパワーを使って”賢くなってたのに、DeepSeekは”効率よく”学習して、しかも同じレベルかそれ以上の性能を出しちゃったってこと?」
ららら:「そう!しかも、それを無料で使えるようにしたから、もう世界中の人がアプリをダウンロードしてる。」

タイ君:「え、無料で使えるの!?」
ららら:「そう。しかも、ChatGPTの最高ランクのGPT-o1並みか、それ以上の性能だって言われてるんだ。」

タイ君:「それは使うよね、みんな!だって無料で最強AIが手に入るんでしょ?」
ららら:「そういうこと!だから今、DeepSeekは日本でもアメリカでもアプリストアのダウンロードランキング1位になってるんだよ。」

タイ君:「え、やばいじゃん!そんなすごいAIが無料で使えるなら、みんなOpenAIの有料版なんて払わなくなるじゃん!」
ららら:「まさにそこがポイント。だから、これが出た瞬間に”もうNVIDIAのGPUって必要ないんじゃね?”って話になって、半導体関連の株価が大暴落したんだ。」

タイ君:「うわぁ…これって、ただの新しいAIが出たってレベルじゃなくて、”AI開発のやり方自体が変わった”ってこと?」
ららら:「そう!これまで”最強のAI=最強のGPUが必要”っていう前提があったのに、それをDeepSeekがぶち壊したんだよ!」

タイ君:「やば…本当に革命じゃん!」
ららら:「でしょ?だから、今このAIの存在が世界を大きく揺るがしてるんだよ。」


💡 DeepSeek(ディープシーク)とは?

ディープシークは、中国が開発した次世代AIで、ChatGPTやGoogleのGeminiを超える可能性を秘めていると話題になっています。

・創業者は梁文鋒(Liang wen feng:リャンウェンフォン)
・2025年1月20日にAIモデル「R1」を公開
・モバイルアプリが、1月25日までに世界で160万回ダウンロード
・既存のAIモデルが出力するデータを使って新たな生成AIを作る「蒸留」という手法を用いているとされている。

特に以下の点が大きな特徴です:

1️⃣ 圧倒的な低コスト

  • アメリカのAI開発には1億ドル以上かかっているのに対し、ディープシークは500万ドル以下で開発
  • つまり、アメリカの10分の1のコストで、同等かそれ以上の性能を持つAIを作ったというのが大きな衝撃。

2️⃣ 高性能なのに無料

  • ChatGPTの最高ランクであるGPT-4 o1を超えるかもしれない性能を持ちながら、なんと無料で利用可能。
  • GPTだったら月額3千円かかっていたようなAI機能が、タダで使える可能性がある。

3️⃣ 少ないGPUでも高性能

  • 通常、AIの学習には膨大な数の高性能GPU(H100など)が必要。
  • NVIDIAの最新GPUは中国には輸出禁止されているため、本来なら中国のAIはアメリカに大きく劣るはずだった。
  • しかし、ディープシークは古いGPUを効率よく使う技術を開発し、超高性能を実現

4️⃣ すでに世界的に爆発的人気

  • リリース直後にアメリカ・日本のApp Storeランキングで1位を獲得!
  • 急速に普及しており、AI界の「ゲームチェンジャー」になっている。

🚨 なぜ世界はディープシークを警戒しているのか?

ディープシークは単なる新しいAIではなく、世界のAI業界の勢力図を塗り替えかねない存在です。そのため、各国はこのAIの登場に警戒を強めています。

🌍 1️⃣ 世界の半導体市場が激震

  • NVIDIAはこれまでAI開発に不可欠なGPU市場を独占していたが、DeepSeekの登場で「NVIDIAのGPUが必要なくなるのでは?」という声が出ている。
  • 実際に、NVIDIAの株価は一晩で17%も下落、総額92兆円が吹き飛んだ。

🛑 2️⃣ アメリカが技術制裁を強化する可能性

  • 中国は本来、NVIDIAの高性能GPUを輸入できないはずなのに、それを超えるAIを開発した。
  • 「実はこっそり違法にGPUを輸入していたのでは?」という疑惑が浮上している。
  • そのため、アメリカがさらに中国への技術規制を強化する可能性がある。

🕵️ 3️⃣ ディープシークはChatGPTの技術を盗んだ?

  • ディープシークはChatGPTとAPIを接続し、対話させて学習していたという疑惑が報じられている。
  • これが事実なら、「OpenAIの技術を不正に学習した可能性」があり、今後の国際的な問題になるかもしれない。

🌏 4️⃣ ユーザーデータが中国に送られる?

  • ディープシークの利用規約には「入力したデータを学習に利用する」と明記されている。
  • つまり、このAIを使うことで中国政府にデータが収集される可能性があるという懸念がある。
  • Bloombergの報道によると、数百の企業、特にアメリカ政府と関係のある企業がDeepSeekの関連サービスをブロックしているとのこと

🌟 らららの考察:ディープシークの登場で世界はどうなる?

ディープシークの登場は、AI業界にとって大きなターニングポイントとなるかもしれません。

  • これまでアメリカが独占してきたAI市場に、中国が本格的に参戦した。
  • 低コストで高性能なAIが登場したことで、AI業界の価格破壊が進む可能性がある。
  • アメリカがさらなる規制を強化し、ディープシークの使用を禁止する可能性も。
  • オープンソース化されたことで、今後世界中のAI開発が加速する可能性もある。

🎤 🌟 たい君の疑問:「でも、中国のAIってヤバくない?」


タイ君:「ららら、でもさ、こういう中国のAIってヤバくない?」
ららら:「ん?何が?」
タイ君:「いや、だってさ、中国って情報を全部抜き取るイメージあるじゃん?DeepSeekを使ったら、俺の個人情報とか全部抜かれちゃうんじゃないの?」

ららら:「うん、それは確かに懸念されるポイントだね。実際、ディープシークの利用規約には“入力したデータは学習に利用する”って書かれてるんだよ。」
タイ君:「え、それやばくない?つまり、俺がディープシークで“会社の業務資料を要約して”とかやったら、それが学習されて中国のAIのデータになるってこと?」
ららら:「その可能性はあるね。だから、企業レベルでは慎重にならざるを得ないし、個人でも機密情報や重要な個人情報は入力しない方がいいと思う。」

タイ君:「うーん…でも、無料で使えるし、性能がいいんでしょ?だったらみんな使いたがるよね。」
ららら:「そこが中国の狙いかもしれないんだよね。最初は無料で使いやすくして、世界中に普及させる。で、たくさんのデータが集まった時点で、中国にとって有利な情報資産を持つことになる。」

タイ君:「なるほど…つまり、“安くして広める”っていう戦略なんだ。」
ららら:「そういうこと。でも、情報の扱いには注意が必要だよ。たとえば、ChatGPTとかGoogleのAIも入力データを学習する可能性はあるけど、プライバシーポリシーや国際的なルールに縛られてる。一方で、中国のAIはどこまでデータを利用するのかが不透明な部分もあるんだ。」

タイ君:「うーん、なんか怖いな…。じゃあ、使うなら個人情報とか仕事の機密情報は絶対に入れないようにしないとダメだね。」
ららら:「そうだね。DeepSeekがどれだけ便利でも、データの扱いには慎重になるべきだよ。」

タイ君:「なるほどね。で。DeepSeekってどんな質問にも答えてくれるの?」
ららら:「試しに“天安門事件について教えて”って聞いてみ?」

(DeepSeekに入力…)

タイ君:「え…“この質問には暫時お答えできません。別の話題でまたお話ししましょう。”って出たんだけど。」
ららら:「そうだね。中国のAIだから、都合の悪い話題は答えないようになってるんだよ。」
タイ君:「まあ、そうだよね…。中国国内のネット規制って厳しいし。」
ららら:「だから、DeepSeekは便利だけど、出てこない情報があるってことも理解して使わないとね。」
タイ君:「AIも国ごとに違うんだな…。」


🔥 まとめ

  • DeepSeek(ディープシーク)は、アメリカのAIを超える可能性を持つ中国のAI。
  • 開発コストが圧倒的に低く、古いGPUでも高性能を発揮する。
  • 無料で使えるのに、GPT-4 o1を超える性能を持つとも言われている。
  • 世界の半導体市場が揺れ、NVIDIAの株価が一晩で92兆円分吹き飛んだ。
  • アメリカやEUが規制を強化する可能性も。
  • 使用する際には情報などに注意して。

らららとタイ君とは?
このブログに登場する「ららら」と「タイ君」は、AI(ChatGPT)を使った日常の変化や冒険を楽しく紹介するコンビです!らららの冒険日記」、ぜひお楽しみください!

らららは、AIを少し先に使い始めた先輩で、日々の生活でAIを活用する方法を探求中。
タイ君は、初心者目線で「AIって何ができるの?」と一緒に冒険しながら学んでいく仲間です。

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