第6話: ChatGPT Pro登場！AIと人間が新しい関係を築き始めた『歴史的瞬間』

らららとタイ君の冒険日記：第6話

ららら
「タイ君！ついに大きな変化が来たよ！」

タイ君
「何それ？」

ららら
「インターネットを初めて見たときの感覚に似てる。すごい衝撃だよ。」

タイ君
「え？どういうこと？」

ららら
「僕の感じてるヤバさはあとで説明するけど、まずOpenAIがまたすごいことをやってるんだ！」

タイ君
「また？らららっていつもそういうの詳しいけど、おおげさじゃないの？今度は何がすごいの？」

ららら
「なんとね、OpenAIが12日間連続で新しい発表をする取り組みを始めたんだ！その初日、12月6日に登場したのが月額200ドルの『ChatGPT Pro』だよ。」

タイ君
「12日間？そんなにいろいろ出すの？で、その『プロ』って何なの？」

ららら
「最新の『o1』モデルや『o1-mini』、GPT-4o、無制限のアドバンストボイスが使えるんだ。さらに、このProプランには『o1プロモード』も含まれていて、より多くのコンピューティングリソースを使って、難しい問題にもっと深く考えて答えられるんだよ。これからも新機能が追加されるみたい！」

タイ君
「無制限のアドバンスボイスいいね！でも、月200ドルって無理じゃない？奥さんに言ったら怒られそうだなぁ。」

ららら
「だよね。200ドルはちょっとハードル高いよね。けど出来ることはすごいらしいよ。」

タイ君
「どういうこと？」

ららら
「例えば、東大の数学入試問題が解けるとか、プログラミングの能力がすごいとか、なぞなぞが解けるとか…専門的にはすごいらしい！」

タイ君
「なるほど。じゃあ、より専門的なことをしたい人向けって感じなの？」

ららら
「そうでもないんだよ。例えばさ、タイ君が釣りの計画を立てるとするでしょ。これまでは、釣れる時間帯とか道具の情報をただ教えてくれるだけだった。でも『o1』は違うんだ。タイ君がどんな魚を狙っているのか、どんな場所に行くのか、どんなスタイルで楽しみたいのかっていう背景を理解して、一緒に考えてくれるんだよ。」

タイ君
「それってもう『一緒に考えてくれる』友達とかコーチみたいな感じだね。」

ららら
「そう！そうなんだよ。答えるだけじゃなくて『思考するAI』。これってスマホが初めて出てきたときと同じくらいの大きな変化と思ってる。思い出してみて。最初はみんな『ガラケーで十分』って言ってたけど、今ではスマホなしじゃ生活なんて考えられないでしょ？」

タイ君
「確かに。でも、それって具体的にどういう変化なの？」

ららら
「これまでは、AIって『質問に答える道具』だったよね。でも、『o1』はそこから一歩進んで、『人間と一緒に考える存在』になったんだよ。これって単なる技術の進化じゃない。AIと人間の関係が根本から変わり始めたってことなんじゃないかと思うんだ。」

タイ君
「そういえば、孫さんもそんな話してたよね。今までは“ChatGPT”って名前通り、チャットで答えるだけだったけど、これからは“考えるGPT”に進化したって。」

ららら
「そうそう！孫さんの言う通りで、今までは“チャットするAI”だったのが、『GPT-4』で答えるだけの域を超え、そして今『o1』で次のフェーズに進んだんだ。」

タイ君
「その“o1”ってモデル、なんで数字じゃないの？今までは進化を数字で表してたじゃん。」

ららら
「いいね、タイ君さすが！『o1』って名前には特別な意味があるんだと思う。これまでは性能が進化していく過程を３とか４とか数字で示してたけど、今回CHATGPT４から５じゃなくてo1ってところに意味があると思う。『思考できるGPT』ってことだよ。AIが道具から“相棒”になるフェーズに進んだことを象徴してるんだと思う。」

タイ君
「それって確かにすごいね。技術の進化だけじゃなくて、AIとの関わり方が変わっていく感じだ。」

ららら
「でしょ？これって電気が通ったり、車が走ったり、インターネットができたりした時と同じくらい大きな変化かもしれないよね。」

タイ君
「そう考えると、今の瞬間に立ち会ってるのって結構ワクワクするね。」

ららら
「そうだよ！私たちは、AIが人間と新しい関係を築き始める歴史的な瞬間にいるんだよ。この瞬間を振り返ったとき、『あの時が始まりだった』ってきっと言われるはずだよ。」

タイ君
「ららら、なんかすごい話聞かされちゃったよ。でも、これをどうやってみんなに伝えたらいいんだろう？」

ららら
「それなら、ブログで書こうよ！タイ君みたいな普通の人の視点があると、もっとわかりやすくなると思う。」